商品がなければ情報発信をしたとしてもマネタイズはできません。
しかし、商品をいざ作ろうとしても
「どんな商品を作ればいいか分からない」
と路頭に迷う人が大半です。
なぜ、商品を作れないのかと言いますと、”社会に対して自分が価値提供できるものを理解できていないから”が原因として挙げられます。
商品開発のためには絶対に自己分析は必要です。
今までの人生で、進路を決める時や就職活動の時には自己分析をしてきたと思いますが、ここではあくまで【商品開発のため】の自己分析術を解説していきます。
自己分析の目的
自己分析は自分の強みを見つけるために行います。
自分の強みを見つけてこそ人に価値提供できますし、ビジネスとして発展させていけるのです。
ビジネスの原則は価値を提供した対価としてお金という形で報酬を得ます。
自分が人に対してどんな価値を提供できるのか、自己分析によって明確にしなければなりません。
「人に価値提供できるあなたの強みはなんですか?」
いざこのように聞かれても即答できる人はあまりいません。でも、誰にでも何かしらの強みはあるものです。
即答できないのは今まで自分の強みについて分析してこなかっただけにすぎません。
自己分析をして人に価値提供できる自分の強みを発掘していきましょう。
自己分析のやり方
自己分析のやり方ですが、有効な方法は二つあります。
僕自身、いろんな手法を試してきましたが、以下の二つが最も効果を感じました。
- ブレインダンプ
- 他者との対話
✓ブレインダンプ
ブレインダンプは1つのテーマに対して、紙1枚にとにかく書き出すといった手法です。制限時間を設けることによって、効率的に実施できます。
紙1枚用意し、真ん中に「他人に価値提供できる私の強み」というテーマを書いて、その周りにどんどんあなたの強みを書き出してください。
ブレインダンプの注意点としては「もうこれ以上出ない…」っていう段階まできた時にもうひと踏ん張りして、ひねり出すことです。簡単に出てくる段階だとあまり自己分析の意味がありません。
限界点に到達した時にチョロっと出てくるものに本質が隠れてることがほとんどですので、諦めずに書き出し続けてくださいね。
✓他者との対話
自分の強みを人に聞いてみるというのも有効な手段です。どうしても自分の頭だけで考えていると強みが見つかりにくいものですので。
他人と会話することで強みが見つかることも少なくありません。仲の良い友人に聞いてみるのも良いですが、人の強みを引き出してくれるプロに任せるのもオススメです。
スキル販売プラットフォーム『ココナラ』では自分の強みを見つけてくれるようなサービスも出品されていますので、利用してもいいかもしれません。
引用:ココナラ
自己分析のコツ
「いざ自己分析をやろうと思ったけど、全然自分の強みが出てこない…」といった方にオススメなのが
- 肩書きから強みを見つける
- HRAMの法則から深掘り
の2つのやり方です。
✓肩書きから強みを見つける
肩書きというのは「営業職」「技術職」「経理」といった業種でもいいですし、「ライバー」「ブロガー」「動画編集者」といった職業そのものなどでもいいです。
今、自分が持っている肩書きを洗い出すと自分の強みが見つかることもあります。
例えば、ブロガーならば
- アフィリエイト
- サイト制作
- ライティング
- HTTP/CSSのコーディング
- 読みやすい記事の作り方
こういった強みが出てきます。
✓HARMの法則から深掘り
ビジネスは人が求めているものを提供しなければなりませんので、需要のある分野を選ばなくてはいけません。
そこで推奨するのがHARMの法則です。HARMの法則とは
- Health:健康
- Ambition:夢、野望
- Relation:人間関係、恋愛
- Money:お金
の頭文字をとった総称で、人間が悩みを抱えやすい分野となります。この範囲に絞って自分の強みを見出すとコンテンツ設計の際に助かります。
ここまで自己分析のやり方について紹介してきました。コンテンツを作る前には自分の強みを把握してこそ、コンテンツを手に取った人に満足してもらえます。
自己分析するためには可視化が重要です。以下の「自己分析スペシャルシート」を使ってぜひ徹底的に自己分析をしてみてくださいね。
コピーしてご自身のスプレッドシートでご活用ください。