ここではキーワード選定についてさらに深く解説していきます。
ロングアイキーワードについて
ロングアイキーワードは長期的にアクセスを集めてくれるキーワードです。または基礎キーワードとも言います。
ロングアイキーワードはメインキーワードを変えてもそのまま使えるので、使い回しができます。
では、まずロングアイキーワードを探していきます。
こちらのサイトに行き、キーワードを入力してください。今回は『大谷翔平』にします。
⇒ http://www.related-keywords.com/
するとたくさんの関連キーワードが出てきます。
その中でメインキーワードが『大谷翔平』じゃなくても成立するキーワードを出していきます。これがロングアイキーワードになります。
今回は日本人メジャーリーガーの名前をメインキーワードにしましたが、女優、男性俳優、スポーツ選手、イベント系など他のジャンルでもロングアイキーワードはたくさんあるので、色々と探してみてください。
性格、cm、本名、髪型、あだ名、金持ち、かわいい、イケメン、発言、ブログ、生写真、休止、足、握手会、朝ドラ、アメブロ、イベント、ファンレター、噂、歌、スリーサイズ、腕、生まれ、ウエスト、ウエディングドレス、歌声、映画、演技力、笑顔、エピソード、親、生い立ち、姉 妹、オーディション、彼氏、家族、可愛すぎる、カラコン、家庭、キス、兄弟、姉妹、給料、嫌いな食べ物、唇、首、苦労、黒目、化粧、血液型、化粧水、化粧品、結 婚したい、熱愛、破局、収入、出産、交際、可愛い、高校、コマーシャル、コーデ、コンタクト、香水、子役時代、最新画像、サイズ、カップ、私服、出身地、 身長、すっぴん、スタイル、好きなタイプ、スケジュール、生年月日、セリフ、星座、卒アル、遭遇、過去、現在、卒業、そっくりさん、誕生日、体型、中学、 父親、茶髪、黒髪、ツイッター、爪、付き合いたい、ツイート、友達、歳、特技、特徴、トーク、本名、あだ名、人気、二の腕、熱愛、年齢、年 収、ネイル、寝顔、寝起き、ハーフ、鼻、母、肌、歯、初恋、整形、評判、表紙、ファッション、ヘアスタイル、ヘアアレンジ、偏差値、部 屋、方言、細い、眉毛、前髪、まとめ、股下、昔、メイク、目、メガネ、名言、目撃、フライデー、モテる、ものまね、浴衣、指、横顔、幼少 期、洋服、ラジオ、ライン、両親、恋愛観、レギュラー番組、ロングヘア、学校、画像、顔、学歴、学力、学生時代、顔 小さい、ギャラ、グループ、芸名、現在、月収、元カレ、妊娠、アンチ、ブス、芸歴、声、号泣、雑誌、座右の銘、事務所、 実家、住所、自宅、ダイエット、大学、デビュー、デート、デイリーモーション、ドラマ、番組、同級生、美容法、美人、美少女、病気、部活、母 校、棒読み、プリクラ、プロフィール、プリ画、海外の反応
などなど、自分の中でロングアイキーワード集を作っておけば、メインキーワードを変えるだけで良いので便利です。
ちなみに、サイトのレベルがまだ低いときは、ミドルキーワードを狙っていくといいですよ。ミドルキーワードとは、1~3ヶ月後に爆発しそうなキーワードのことです。
また、キーワード選定の際は、
メインキーワード + ロングアイキーワード(関連キーワード)+ ニッチキーワード(連想キーワード=検索者が気になるキーワードのこと)
この組み合わせを意識するといいですよ。
また、キーワードを組み合わせる際は、一貫したテーマを持たせてください。
例えば、花見について記事を書くとします。
『高田花見の開花はいつから?地元民オススメ穴場スポットと駐車場は?』
『高田花見の開花はいつから?高田純次は花より酒が好きだった?』
上記は極端な例ですが、明らかに後者はテーマが一貫していないですよね。
花見なら花見に関係することしか書いてはいけません。花見について検索する人は高田純次には興味がないので、検索もされないです。
ですので、タイトルのテーマは必ず一貫させるようにしてください。
キーワード選定の例
キーワード選定の例を3つ出して解説します。
芸能系のネタの場合
上記でも説明しましたが、芸能系もロングアイキーワードがたくさんあります。
例えば上白石萌音さんで考えてみます。
永野芽郁さんで検索すると、色々と関連キーワードが出てくるので、今回は『上白石萌音 インスタ』を選択してみましょう。(今回は若い女の子をターゲット設定にしたので、インスタを見ると想定しています。)
すると下記のようなインスタの画面が出てきます。ここで話題になりそうなネタを探します。
赤枠の部分を見て欲しいのですが、上白石萌音さんがけん玉を持ってバンザイしている動画があります。
実際に動画を見てみると、難易度が高そうなけん玉の技を繰り広げていました。
このインスタ動画を見た時に
「上白石萌音ってけん玉が得意なのかな?」
「昔からけん玉で遊んでいたのか?それとも練習してここまでうまくなったのかな?」
「けん玉以外の特技って何かあるのかな?」
と思う人が出てきそうですよね。
実際に『上白石萌音 けん玉』とGoogleやYahooの検索窓にキーワードを入れると、『特技』という関連キーワードが出てきました。
上位に表示されている記事は、保護されていないサイトやネットニュースが多いので、上白石萌音さんがなぜけん玉がこんなに上手いのかや他の特技がないか調べてまとめて上げると十分に上位表示できる可能性があります。
イベント系のネタの場合
スポーツ大会やお祭り、地方のイベント、花火大会にもロングアイキーワードはあります。
今回は春の甲子園とも言われる選抜高校野球で考えてみましょう。
テレビで放送されるようなスポーツ大会は毎年行われます。
一度、記事を作ってしまえば毎年、内容を少しだけ変えて使いまわしすることができるので非常にコスパが良いです。
では実際に検索してみると下記のようなサジェストキーワードが見つかります。
今年の選抜高校野球に出場するチームだとどこが優勝候補なのか気になる人は、高校野球ファンから見る優勝予想を知りたいものです。
実際に『選抜高校野球 2021 優勝予想』で検索すると、上位を占めているほとんどは個人ブログでした。
似たようなキーワードで『選抜高校野球 2021 優勝候補』で調べると、もっと個人ブログが上位を占めている割合が多かったので、こっちのほうが戦いやすそうです。
『優勝予想』と『優勝候補』といった類似キーワードでも出てくる結果がだいぶ異なるので、ライバルが多かったという場合はキーワードをずらしてキーワード選定していくといいですよ。
また、選抜高校野球のことを『春の甲子園』と言う人も多いので、勝てそうな方を選んでいきましょう。
原作がある作品の場合
映画やドラマで原作がある作品はアクセスを集めやすいです。
例えば、キングコング西野亮廣さん原作の『えんとつ町のプペル』が映画化されました。
声優には芦田愛菜さんや窪田正孝さんなど大物女優、俳優が抜擢されています。
原作は絵本業界に革命を起こした作品なので注目度は高いですし、二人とも多くのドラマで主演を務めてきたので話題になるしかありません。
(原作の人気が高い作品を実写化すると、良い意味でも悪い意味でも話題になります)
今回、えんとつ町のプペルの記事を書く場合は、声優や映画のストーリーについて書いても良いのですが、原作について書くのも意外と穴場です。
ちなみにもし、声優について書くなら新人の俳優・女優について書くとライバルも少ないのでアクセスを集めやすいでしょう。
ただ元々有名な場合でもずらせばいくらでも空いているキーワードはあるので、書いておくといいですね。
映画が公開前から公開中、そしてDVD販売・レンタルまでの期間ずっと検索されるので、映画ネタはかなりおすすめです。
あと新人俳優・女優の情報はこのような記事を探すと色々とあるので、探して常にチェックするようにしてください。
さて、上記のニュースを見た人が次に何が気になるかを考えていきます。僕はニュースを見た時はまた炎上しないか心配になりました。
西野亮廣さんは次々と新しいことをやっては炎上をしているので、きっと今回も炎上するだろうと思ったからです。
実際に『えんとつ町のプペル 炎上 理由』といったキーワードで検索する人が映画公開前後で増えました。
きっと西野亮廣さんは今後も新しいことをしていくと思うので、『(西野さんがやる新しいこと) 炎上 理由』といったキーワードはこれからも狙っていけるでしょう。
それから原作の絵本と映画の違いについて気になる人も出てくるので『えんとつ町のプペル 原作との違い 比較』などもいいですね。
このように漫画や小説などの原作がある作品は『タイトル名 原作 ラスト 最終回 考察 ネタバレ』などのキーワードがオススメです。
他にも実写映画ですと『(映画タイトル) 特殊メイク 気持ち悪い』など映画を見た人が気にすることを書くのもいいですね。
ターゲットによって狙うキーワードは変わる
キーワード選定をする際は、検索者の立場や状況によっても変わってきます。
例えば、オリンピックのサッカーがあったとします。この場合、検索者を主に下記のようなカテゴリーに分けられます。
・ルールや競技を知らない人・・・ルール、日本代表メンバー、背番号○○番、監督。
・サッカーにちょっと詳しい人・・・世界ランキング、相手の強豪選手。
・サッカー経験者・・・日本代表の戦略、戦いぶり、プログラムの海外の反応。
・日本代表の関係者・・・現地への行き方、会場の場所、ホテル情報、お土産屋。
・濃いファン・・・応援ツアー、旅費、持ち物、選手の写真スポット。
・テレビを見て始めようと思った人・・・サッカー教室、地元のサークル、必要な道具。
上記のようにターゲットを6つくらいのカテゴリに分けることができ、横展開で他のネタにも使えるので、ネタに困ることはありません。
ぜひターゲットを想定してキーワードを決めてみてください。
ターゲットをごちゃごちゃにしない
記事を書くときにターゲットを設定すると思いますが、ターゲットを設定するだけしてうまく活かせていない人がいます。
ターゲット別で、なるべく同じ意味合いのキーワードでタイトルを統一したほうがいいですね。
例えばスポーツ選手で例を出します。
身長、体重、兄弟、熱愛、彼女、元カノ、成績、筋トレメニュー、背番号
上記のようなキーワードがあるとしたら、下記のようなグループに分けられます。
本人の情報:身長、体重、兄弟
恋愛情報:熱愛、彼女、元カノ
スポーツ関係:成績、筋トレメニュー、背番号
そして、一つのタイトルに上記のグループの数が増えれば増えるほど、タイトルの違和感が増え、読み手にも刺さりません。
アクセスが来ない人はここら辺ができていないです。
『○○の身長と熱愛相手は?兄弟の情報と筋トレメニューは?』
こんな風なタイトルにすると色々混ざって変ですよね。
キーワードごとに求められている答えも違うので、記事もバラバラな内容になりまとまりがなくなります。 ターゲット別のグループキーワードに気をつけましょう。